俺的糞ゲーその427『悪魔城ドラキュラ(SFC版)』

悪魔城ドラキュラ(SFC版)
スーパーファミコンで出たこのドラキュラ、糞ゲーである。

このゲーム、今までのドラキュラではジャンプ中に方向転換ができなかったが、今回はそれができるようになり、
階段もジャンプ中に乗れたり、鞭は上下や斜めにも攻撃できるなど、大幅に機動性がアップし、遊びやすくなっている。
しかし、ステージはいまいち面白いギミックなどがなく、無駄に長かったりボスの特徴が薄かったりと面白くなく、
拡大縮小もとりあえず使いました感が強く、鞭を引っ掛けて進むワイヤーアクションもスピード感がなく、いまいち
面白味がない。

また、やたら即死トラップが出て来てうざかったり、吹っ飛ばされて落下して死ぬことも多く、相変わらず死神や
ドラキュラがやたら強いのは遊びにくく、難易度選択もなく、アレンジ曲以外の微妙なBGMや主人公の等身が高すぎる
奇妙なデザインなど、せっかくスーパーファミコンで出た割には進化が感じられない今作。
これならまだタイトル通り初代ドラキュラをリメイクした方がましだったと言える。

その後、XXではステージやデザインが良くなってアイテムクラッシュなどが加わったのは良いが、機動性はまた昔に
戻るなど、いまいち何がしたいのかわからないこのシリーズ。
サブウェポンの存在意義が薄まったせいらしいが、せっかく便利になった鞭アクションを戻す必要があるのか?
これは他のゲームにも言えるが、せっかく良くなった部分を戻したり、良い部分を壊すなど、進化を否定するのは
やめて欲しいものである。
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