俺的糞ゲーその42『白騎士物語-光と闇の覚醒-』

白騎士物語-光と闇の覚醒-
前作の古の鼓動にストーリーを追加したこの完全版、糞ゲーである。

このゲーム、戦闘は若干テンポアップしたが、ゲージが多少早くなっただけでやはり単調で地味で面白くなく、
爽快感もなく、カメラワークも固定で演出もしょぼいため、全く迫力がない。
また、フィールドや街が広い割にはダッシュができず、敵はやたらしつこく追いかけてきたり、攻撃範囲外から
攻撃してきたりと、前作の駄目だった部分が全く改善されていない。

更に、今回もアバターが空気で姫を救って助けるつまらないストーリーは健在で、クエストは多いものの
おつかいばっかりというつまらなさ。その上、同じ場所を何回も行ったり来たり歩かされるという超絶糞仕様。
これは一体何なのか? そこまで水増ししたいのか? ユーザーに糞ゲーと叩かれるために作ったのか?
意味不明である。
他にも、セーブがやたら長かったり、装備に耐久度があって壊れたりと、うざすぎる今作。
さすがレベルファイブ開発なだけのことはあるひどい出来になっていると言える。

それにしても、続編が出るとよく前作は失敗だった、などと前作を貶める開発者がいるが、そういう奴は大抵

続編でも同じようなゲームを作る。
そもそも、糞ゲーを作ったスタッフが次回作で急に良ゲーを作れるはずもない。
多少ユーザーの意見を取り入れたところで、根本部分を直さなければ面白くなるはずもない。
このゲームで言えば、つまらなすぎるシームレス戦闘をアクションにすることが必要不可欠であり、
そこを変えなかった時点で失敗は約束されていたと言える。

結局、売上も前作は30万本だったが、今作は20万本と、前作割れを見事に達成したこのゲーム。
糞ゲーが淘汰されるのはとても良いことである。

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