俺的糞ゲーその419『THE 功夫』

THE 功夫
PCエンジンで出たこのカンフーアクション、糞ゲーである。

このゲーム、キャラがやたらでかく、グラフィックはリアルで迫力はあるのだが、動きはカクカクで攻撃方法は少なく、
キャラがでかいせいで飛び道具などを避けたり攻撃して破壊するのが難しく、とにかく画面の左端にいないとまともに
対処できない謎のゲームと化している。
しかも、1ステージにボスが3体も出る上にやたら反応が敏感で強く、種類は少なく色違いばかりという手抜きで、
必殺技を出すにはボスの攻撃を連続で食らわないと駄目という糞仕様。 なぜ普通に使えないのか?
そもそも、ボスを色違いで使い回すならなぜ普通に1ステージ1体にしないのか? 意味不明である。

他にも、雑魚は色違いの1種類しかいなかったり、しゃがみパンチはできるがしゃがみキックはできなかったり、
ステージクリアをしてもボーナスステージを成功させないと体力が回復しなかったりと、ひどすぎる今作。
アクションやステージ、バランスなど、様々な面で完全にスパルタンXより劣っていると言える。

とは言え、PCエンジンのグラフィック能力をアピールするという意味では意義のあった今作。
同時にグラフィックがいくら良くなってもゲーム性が悪ければクソゲー、ということを世に知らしめた歴史的なゲーム
であると言えるかもしれない。
inserted by FC2 system