俺的糞ゲーその41『イナズマイレブン1&2&3』

イナズマイレブン1・2・3
レベルファイブが開発したこのサッカーRPG、糞ゲーである。

このゲーム、多彩なキャラや見やすいインターフェースなど、非常に丁寧な作りになっているのだが、
肝心のサッカーが全く面白くない。
このゲームのシステムはファミコンのキャプテン翼と同じで、敵にぶつかったらコマンド選択になり、
スライディングやタックル、または必殺技を選択して使用するのだが、キャラの動きをアップで表現できる
ものの自分で操作できる部分が少なく、単に演出を見るだけでアクション性がなさすぎて全く面白味がない。

また、必殺技の演出やタックルの演出は毎回同じで飽きてくる上にスキップもできず、RPGと言っても育成要素が
あるだけで同じ場所をひたすらおつかいしながらうろうろするのみで冒険要素はなく、エンカウントが発生して
毎回ミニ試合をやらされるなど、テンポが悪すぎて非常にうざい。
しかも、2では宇宙人、3では世界を相手に戦うが、これらの糞仕様が全く改善されないというひどさ。
はっきり言って、これならまだテレビアニメを見ていた方がましである。

このゲームはテレビアニメとの相乗効果で上手く子供をだまして成功している。
ソフトを2バージョン出すなど、ポケモンの手口と酷似している。
もちろん、同じことをやっても失敗したゲームは多いので商売上手とは言えるが、ゲームと同時にマルチ展開する
やり口はブームを無理やり作るわけであり、いまいち納得がいかない。

任天堂のように有名芸能人を起用してCMを大量に流したり、レベルファイブのようにアニメや漫画と同時にゲームを
発売するやり口は、資金の少ない企業にはそう簡単に真似できるものではなく、ゲームがつまらなくても宣伝すれば
売れ、ゲームが面白くても宣伝に金を掛けられないために売れないとなれば、もはや大手以外のゲームメーカーが
ヒットを出すことは不可能となってしまうわけで、やはりゲーム会社であれば、純粋にゲームの面白さのみで勝負し、
ヒットしたらアニメ化、映画化などの展開を行って欲しいものである。
inserted by FC2 system