俺的糞ゲーその380『聖闘士星矢 ブレイブ・ソルジャーズ』

聖闘士星矢 ブレイブ・ソルジャーズ
聖闘士星矢原作のこのキャラゲー、糞ゲーである。

このゲーム、御馴染みのゴールドセイントだけでなくマリーナやスペクターの一部まで登場するのは良いのだが、
ストーリーは単なる紙芝居で、前作の聖闘士星矢戦記より手抜き感がある。
また、アクションは攻撃方法が少なく単調で、超必殺技は隙がありすぎて当てるのは至難の業で、通常攻撃はやたら
攻撃力が低いために1試合が長く、ストーリーモードでは2本先取固定といううざさ。
ソウルキャリバー5やDOA5などもそうだったが、なぜストーリーで試合本数を変更できないのか?意味不明である。

しかもこのゲーム、敵を倒してもまた別のキャラで戦わせられたり、クロスを変えて戦わせられたりと、とにかく
同じ敵と何度も戦わせられるのが最強にうざい。試合本数も変えられず、テンポの悪い試合を何回もやらされるという
この苦行。キャラを増やすためには仕方なくやるしかないのだが、こんなつまらないモードを入れるぐらいならもはや
最初から全キャラ使えた方がまだましだっただろう。

他にも、前作で使えたキャラが使えなくなっていたり、DLCでコスチュームを売ったりと、ろくなことをしないバンナム。
今回の開発はディンプスだが、ディンプスと言えばストリートファイター4を開発した会社なわけで、なぜこんな出来に
なるのかわからない。
スタッフが違えばゲームの出来も変わるのだろうが、こんな内容になるならば、格闘ツクールのような基礎となる
エンジンを開発して、キャラだけ違うような格ゲーにした方がコストも安く、一定のクオリティーを保つことが可能に
なることだろう。

それにしても、次は男塾のキャラゲーを出すバンナム。原作ファンからすればゲーム化自体は嬉しいことではあるが、
ゲームとして楽しめなければ単にグラフィックや演出を見て終わりなわけで、いい加減に十分に納得できるような
面白いものを出して欲しいものである。
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