俺的糞ゲーその367『幻想水滸伝III』

幻想水滸伝３
シリーズ３作目となるこのRPG、糞ゲーである。

このゲーム、3D化したためか街が広くなっており、移動が遅くてテンポが悪い上に視点も悪く、カメラを操作すら
できず、非常に遊びにくい。
また、なぜかフィールドはなくなって世界観が狭くなり、街から街へは一本道のマップを行き来するという謎仕様で、
ダンジョンは長い通路が分岐するだけで探索の楽しさがなく、ストーリーも特に盛り上がりがなく、３人の主人公を
選択して進むのだが、かぶっているために同じ街に行って同じようなイベントをまた見させられる始末。
もはやこれは完全にプレイ時間の水増しだろう。

更に、１や２ではテンポが良くスピーディーだった戦闘も、今回はゆっくり敵に向かって歩いていって斬りつけるという
糞っぷりで、難易度も今までより上昇しており、スキルで能力をアップできるのだが、店に行かないとできず、
しかもその店がない街も多く、武器は鍛冶屋で強化するのだが、これまた鍛冶屋がたまにしかないという糞っぷり。
ワープも後半にならないと使えないため、これでは戦闘の準備すらろくに出来ない。
他にも、同じアイテムが１つにまとまらなかったり、装備しないと戦闘中にアイテムを使えなかったり、戦争イベントが
つまらなかったりと、駄目要素が多すぎる今作。１や２も遊びにくい要素が多かったが、続編で更にひどくなるというのは
最悪であると言える。

その後も、船の移動が遅すぎる上にエンカウントが高い４、ロードがうざすぎる上にやはりエンカウントが高い５など、
更に劣化したこのシリーズ。　
おそらく今作の場合は、上から3Dで作れと言われる→3D化によって街があまり作れずボリュームが出せない→
主人公を複数にして同じ街を使い回す→それでもボリュームが足りない→
ワープできないようにして移動を遅くしてプレイ時間を延ばす･･･
のような感じで開発が進んでいったと考えられるが、今作に限らず糞ゲーを作ったスタッフには、当時の開発状況を
書き綴ったような暴露本を出して、色々と言い訳して欲しいものである。