俺的糞ゲーその365『パペッティア』

パペッティア
SCEが開発したこの横スクロールアクション、糞ゲーである。

このゲーム、リトルビッグプラネットのようなふわふわしたジャンプではなく普通のジャンプで、ファンタジーな
世界観は綺麗で良いのだが、ステージはハサミを使って糸や布を切りながら進むようなものばかりで、ボス以外は
敵を倒すような要素は少なく、効果音も悪すぎて爽快感もなく、一つのステージがやたら長く、面白さがない。
また、ステージを進むごとに長い人形劇ムービーが入るためにテンポが悪く、プレイ中もやたらナレーターや妖精が
しゃべるため、非常にうざい。こんなものはボスを倒した後に少し入る程度で十分だろう。

更に、ボス戦では邪魔なQTEがあったり、頭を変更できる要素があるがストーリー上で手に入る4種類の頭以外は
何の能力もなかったり、ファンタジーなくせにナレーターが現実世界のできごとを語って寒かったりと、何とも
ひどすぎる今作。
毎度のことながら、SCEはハードだけ作ってれば良い、と感じさせる非常に残念な出来になっていると言える。

とは言え、ハサミが武器というのは新しい今作。ホラー映画のチャイルド・プレイではチャッキーという殺人人形が
登場したが、どうせならあんな感じのキャラにして、敵を切り刻みまくるようなダークなアクションゲームを出して
欲しいものである。
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