俺的糞ゲーその363『かんしゃく玉なげカン太郎の東海道五十三次』

東海道五十三次
サンソフトが出したこの和風アクション、糞ゲーである。

サンソフトのゲームと言えば、いっきはやりにくい鎌、アトランチスの謎はやりにくい爆弾が武器だったが、
今回はやりにくいかんしゃく玉が武器で、投げると孤を描いて飛ぶために敵を狙いにくく、敵もジャンプで
飛び回ったりするため、非常に当てにくい。
しかも、お馴染みの一撃死で、ジャンプはもっさりしており、動きの早い敵や高速で飛び道具を飛ばしてくる敵、
特定のポイントに当てないと死なない敵など、主人公より高性能なキャラのオンパレードで、コンティニューすら
ないという始末。もはや、まともにクリアさせる気すらないと言える。

また、ステージは同じような地形がひたすら続くという単調さで、ボス戦もなく、無敵になれるおにぎりはあるが
パワーアップ要素はなく、ステージ内に隠されているアイテムを手に入れておかないと進めなくなったりと、
ひどすぎる今作。流石、いっきやアトランチスの謎を作ったサンソフトらしい糞ゲーになっていると言える。

とは言え、この手の馬鹿っぽい糞ゲーは有野にプレイさせたり、多人数で交互にプレイして死に様を競い合うと
違う意味で面白くなる。そう考えると、今作は糞ゲーをプレイして笑い合うという新ジャンルのゲームでもあり、
ある意味パーティーゲームと呼べるかもしれない。
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