俺的糞ゲーその358『ストライダー飛竜１＆２』

ストライダー飛竜
カプコンが出したこの忍者アクション、糞ゲーである。

このゲーム、まず効果音がしょぼい。敵を切りつけても何の歯ごたえもなく、破壊音は汚く、耳障りなだけという
ひどさ。なぜこんなザラザラした効果音になったのか？　意味不明である。
また、HP制で３回まではダメージを受けても大丈夫だが、それでも敵がやたら多くて難しく、ジャンプはもっさり
していたり、足場は斜めに進むようなものが多く、後半では逆さまになって進まされたりと、非常にやりにくい。
更に、世界観もいまいちで、忍者の割にはメカだらけの世界を進むのは微妙で、特徴的な敵などもなく、楽しさが
見られない。これなら忍者龍剣伝のように妖魔を出したり、忍者らしく和風の世界観にした方がまだましだったと言える。

ストライダー飛竜２プレイ動画
また、２ではもっさりジャンプは直り、HPも増えて死んでもその場で復帰できるなど遊びやすくはなったが、
攻撃するたびにいちいちキャラがしゃべる掛け声は最強にうざく、ステージはちょっと進むと切り替わって別場面に
なるなど、いまいちブツ切れ感があり、面白くない。
なぜこんな掛け声がうるさいゲームにしたのかわからないが、せめて通常攻撃は３段階にして、３段階目だけ
しゃべるようにするなど、そのぐらいはすべきだっただろう。

結局、１に比べれば２は良くはなったが、まだまだ駄目すぎるこのシリーズ。
来年に出る新作は、動画を見る限りまた爽快感のなさそうなアクションでステージもつまらないものになりそうだが、
過去にタイムスリップさせるなどして、面白い忍者アクションにして欲しいものである。