俺的糞ゲーその350『戦場のヴァルキュリア2&3』

PSPで出たこのシミュレーションRPG、糞ゲーである。

戦場のヴァルキュリア2
戦場のヴァルキュリア3
このゲーム、前作と同じくシミュレーションRPGのくせに移動中に攻撃される糞システムは変わらず、地図でキャラを
選んで移動して攻撃して地図に戻って次のキャラを選ぶというテンポの悪すぎる仕様も変わらず、敵は背後を取ったり
ヘッドショットを狙わないとやたら固く、戦車や一部の敵は特殊な兵でないとまともにダメージを与えられないなど、
とにかく戦闘が面倒で面白くない。

また、前作に比べて戦死がなくなったりイージーモードがついたりと良くはなったが、難易度はまだ高く、
ストーリーを進めるにはストーリーと関係ないキーミッションをいくつもクリアしないと駄目という糞仕様。
そのキーミッションも、敵の陣地を奪うだけではなく、全ての敵を倒せ、物資を全て集めろと言ったやたら時間が
掛かるものがあったり、前作と違ってステージが複数のエリアに分かれているために切り替えが面倒だったり、
単位を取らないとクラスチェンジができなかったりと、とにかくあらゆる要素が面倒でうざい。

そもそも、シミュレーションゲームをこんなTPSもどきのシステムにする必要があるのか?
移動中に敵は無限に攻撃してくるが、こっちは一回しか攻撃できず、移動も少ししかできず、攻撃を外したり
移動できなくなったら終了というこのブツ切れ感のある中途半端なシステム。これなら普通にTPSにした方がまし
であり、サクラ大戦スタッフであれば、普通にサクラ大戦3のような戦闘にすべきだろう。

結局、ストーリーも戦争を題材にした割には緊張感が全くなく、キャラの描写も薄すぎる今作。
続編の3は単位がなくなってストーリーもシリアスになるなど多少は良くなったが、他は変わらず、やはり戦闘が
つまらないこのシリーズ。まだ続編を出すのかは知らないが、そろそろ終わりにして、普通のシミュレーションRPGを
出して欲しいものである。
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