俺的糞ゲーその342『ファミコンジャンプ 英雄列伝』

ファミコンジャンププレイ動画
少年ジャンプのキャラクターが終結するこのお祭りゲーム、糞ゲーである。

このゲーム、こち亀やキン肉マン、ドラゴンボール、ジョジョ、北斗の拳など、無数のジャンプ漫画のキャラクターが
登場するのは良いのだが、ゲーム内容はひどく、戦闘は見下ろし画面でしょぼい攻撃を繰り出して戦うというもので、
全く面白くない。
また、冒険の途中では色々なミニゲームをやらされるが、ただでかいだけで動きが少なすぎる格闘アクションや、
敵がたまにしか出てこないシューティング、微妙にボタンを連打して進む波紋の修行など、どれもつまらない作りで、
イベントはおつかいが多く、ダンジョンは無駄に広く、過去と未来があってわかりにくかったりと、とにかくろくな
要素がない。
一応、最後のコマンド型戦闘だけは多少の面白さもあるが、これなら普通にアクションはやめてターン制コマンドの
RPGにした方が面白くなったことだろう。

その後、よりRPGっぽくなった２は多少ましにはなったが、今度は登場キャラクターが大幅に減り、
敵はオリジナルキャラばかりになる始末。せっかくのお祭りゲームで原作キャラがあまり出ないというのは
興ざめである。
3DSではＪレジェンド列伝という昔のジャンプゲームを集めたものが出る予定だが、果たして今作は収録されるのか？
どっちみちそのまま移植されてもやる気はしないが、多数の漫画が集まるというコンセプトは良い今作。
今後はプロジェクトバーサスＪというつまらなそうなアクションも出るが、そろそろまたジャンプキャラが多数登場する
RPGを作って欲しいものである。