俺的糞ゲーその340『マリオ＆ルイージRPG４』

マリオ＆ルイージRPG４
3DSで出たこのRPG、糞ゲーである。

このゲーム、相変わらずテンポが悪く面倒な戦闘は健在で、ブラザーアタックでは本体を傾けて玉転がしをしたり、
バランスを取ったりと一回やればお腹いっぱいなものを何度もやらせられる上に、敵からの攻撃は奥や手前に移動して
避けなくてはいけなかったりと更に面倒になっており、とにかく戦闘を回避したくなるうざい出来となっている。
また、今回はルイージの夢の中に入ることができるのだが、下画面のルイージのヒゲを引っ張ったりくすぐったりして
進むというくだらなすぎる余計なギミックがあったり、本体を横持ちにしてタッチで戦う巨大ルイージ戦などが
あったりと操作もうざく、ピース集めやマクラノ族の救出などとにかくテンポが悪すぎて全く面白味がない。
一応、ファンタジーでカラフルな世界観や、下村陽子による音楽に関しては良くできているが、この冗長すぎる戦闘や
つまらない仕掛けは一体何なのか？　スタッフはジャイロ操作ではしゃいでしまったのか？　意味不明である。

そもそも、このシリーズのアクション要素のある戦闘。戦闘を飽きさせないために取り入れたらしいが、こんな
タイミング良くボタンを押すのを毎回やらせて飽きないと思っているのか？
むしろ、余計なアクション要素のせいでテンポが悪くなって戦闘自体がうざくなっているのが現実だろう。
宮本茂によれば、コツコツやればダメージが上がるゲームは面白くないらしいが、それは完全にマザーの否定であり、
他の様々なRPGの否定である。
こんな開発者ではレベルのないペーパーマリオ スーパーシールが生まれたのも当然の話だと言えるが、
そろそろ宮本は引退させ、次回作ではアクションコマンドの全廃、４人パーティ制、面倒な仕掛けの廃止を実現した
新生マリオRPGを出して欲しいものである。