俺的糞ゲーその33『トモダチコレクション』

上手いCM効果により、300万本以上と大ヒットになった本作だが、
中身は紛れもない糞ゲーである。

このゲーム、圧倒的に内容が少ない。
キャラのパーツも、WiiのMiiから少し増えた程度で大したキャラは作れず、
格好いいキャラも作れない。ボイスも気味の悪い機械音声で愛着も沸かない。
できることも、食べ物や服、音楽をプレゼント、部屋の内装を変える、ぐらいですぐに飽きる。
キャラのセリフも適当なことしかしゃべらず、パターンも少ない。
どうぶつの森と比べても遥かにできることが少なく、一体このゲームで何をして遊ぶのか?というレベルである。

こんなソーシャルアプリで無料レベルのゲームが3800円というから驚くが、こんなものが300万本も売れて
しまったことも事実である。
しかし、それもあれだけのCMを流せる任天堂の資金源があってこそで、他社には真似はできないだろう。
宣伝をすればするだけ売れる、とは限らないが、宣伝費を掛けられない中小企業にとっては対等に戦うこと
すらできていない。

モバゲーやグリーもそうだが、最近は宣伝の力でしょうもない糞ゲーを無理やり流行らせようとしている。
ゲームは中身が全てであるはずだが、たまごっちが流行ったように、みんながやっていると例え糞ゲーでも
楽しく思えてしまうものである。
宣伝費=売り上げ、になってしまうと流石に悲惨だが、宣伝しまくったロコロコやWiiミュージックはあまり売れておらず、
宣伝すれば必ず売れるとは限らない。
あれだけ宣伝したマリオギャラクシー2は果たして100万本を超えるのか?今後に注目である。

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