俺的糞ゲーその324『がんばれゴエモン外伝1&2』

RPGになったこのゴエモン、糞ゲーである。

がんばれゴエモン外伝 きえた黄金キセル
まずは1作目だが、このゲーム、とにかく戦闘のテンポが非常に悪い。○○が攻撃してダメージをいくつ与えた、
という文章がやたら遅く進む糞仕様で、オプションで変更もできないというひどさ。
しかも、フィールドは無駄に広く、ダンジョンはやたら複雑なため、とにかく頻繁に戦闘が発生して非常にうざい。
その上、ゲームバランスも悪く、急に強い敵が登場したり、装備は道具画面から一つ一つ装備しなくてはならず、
移動速度はローラースケートという消費アイテムを使わないと早くならないという遊びにくさ。
ストーリーは、街に行って何かを依頼されてダンジョンに行ってボスを倒してキーアイテムを持ち帰る、という
普通のものだが、特に面白味はなく、街は同じような場所ばかりで特徴がなく、サブキャラクターは仮面ライダーの
主人公っぽいキャラが出たり、宇宙人が出たりするなど、ふざけすぎて寒い。
おまけに、エンディングのスタッフロールの文字がバグるという意味不明っぷり。
コナミスタッフはテストプレイすらしなかったのだろうか?

がんばれゴエモン外伝2 天下の財宝プレイ動画
そして、その後に出た2だが、戦闘のテンポはよくなり、装備などはやりやすくなったものの、やたらエンカウントが
高くなるという始末で、相変わらずダンジョンは無駄に複雑でバランスも悪く、つまらないストーリーも変わらず、
シナモン博士が出たり、宇宙人や悪魔城ドラキュラのシモンが仲間になったりするなど、全く和風らしさがない。
そもそも、ここまでごちゃ混ぜの世界観にするなら、もはやゴエモンではなくコナミワイワイRPGにすべきだっただろう。

結局、遊びにくく、ストーリーもつまらないこのシリーズ。
これで1がドラクエ3の後、2がドラクエ4やFF3の後に出たのだから、もはやどうしようもない糞RPGであると言える。
その後、ゴエモンのRPGはゲームボーイでも出たが、天狗党の逆襲はやはりテンポが悪く、
飛び出せ鍋奉行では戦闘が1VS1になって更につまらなくなるなど、進歩が見られないコナミ。
アクションのゴエモンは劣化して消えたが、RPGに関しては最初から最後まで駄目なゲームだったと言えるだろう。
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