俺的糞ゲーその321『のびのびBOY』

のびのびBOYプレイ動画
塊魂の開発者の高橋慶太がプロデュースしたこのゲーム、糞ゲーである。

このゲーム、ウネウネ動く芋虫のような生命体を伸ばしたり縮めたり、物体を食べたりして遊ぶというものだが、
何の目的もなく、動きはもっさりで何の爽快感もなく、全く面白くない。
果たしてこれは一体何なのか? 開発者は本当にこれが面白いと思ったのか? なぜ敵を倒してステージクリアと
いったゲーム性が皆無なのか? 塊魂はきちんと目的があったのになぜ今作はないのか?
800円とは言え、金をドブに捨てたかのようなこの失望感。もしこれが10円だったとしても高いと言えるかもしれない。

また、これはリトルビッグプラネットやレゴシリーズなどの他のゲームにも言えるが、物理演算を使ったゲームは
なぜ物体がふわふわした挙動になるのかわからない。現実の物理法則を当てはめて作れば現実と同じようなリアルな
動きが実現できそうだが、なぜか水中にいるかのような重力が感じられない動きになる始末。これでは本当に計算が
合っているのか疑いたくなってくる。
そもそも、こんな動きになるならファミコン時代にすでに実現しているマリオの世界の物理法則で十分だろう。

とは言え、風ノ旅ビトのようなゲーム性の薄いゲームが評価される現代。今作もグラフィック次第ではもっと
評価されていたかもしれない。
太陽のしっぽや巨人のドシンなど、他にも目的が薄く、何が楽しいのかわからないゲームが多いが、
やはりゲームであればグラフィックや雰囲気だけではなく、純粋にゲーム性で勝負して欲しいものである。
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