俺的糞ゲーその32『ゼノギアス』

ロボットの登場するＳＦRPG、ということで一部で人気のこのゲームだが、糞ゲーである。

このゲーム、戦闘がコンボによって攻撃が繋がる格闘ゲームのようになっているが、
できるのはコマンドだけであり、移動や回避などはできない。
最初は面白いと感じるかもしれないが、エンカウントも高いため、次第に面倒になってくる。
雑魚と戦うたびに毎回コマンドを入れる長い戦闘。苦行である。
これなら、普通の戦闘システムにした方が無難だっただろう。

そして、このゲームの一番糞な点はフルポリゴンによるマップである。
FF7と違い、自由にカメラを回転できるが、そのせいでやたら建物が邪魔になって見づらい。
まともに見れるカメラワークを探すだけで大変である。
移動するたびにカメラの調整をさせられるRPG。馬鹿である。
その上、ジャンプで地形を進むシーンもあり、非常にやりにくい。
特に、ギアに乗ってジャンプ、落ちるとまた最初から、を繰り返すダンジョンのうざさは、
ソフトを叩き割りたくなったユーザーも多いだろう。

フラグ立ても面倒で、次にどこへ行き、誰と会話するのかが分かりにくく、
カメラの見づらさも相まって、非常にストレスの溜まる作りになっている。
ストーリーも、エヴァをパクって失敗したような内容で面白くなく、やたら造語も多く、
ユーザーの突き放し加減がひどい。
また、ディスク２はほとんどイベントを見るだけのものだが、このひどいゲーム内容では、
むしろ最初から見るだけの映像作品にしてくれた方がまだましであったと感じさせる。

続編のゼノサーガも、面倒な戦闘やつまらないストーリーと、同じような糞ゲーであった。
近日発売予定のゼノブレイドは別物のゲームになっているが、
スタッフが同じである限り、糞ゲーになることは間違いないだろう。