俺的糞ゲーその318『ワリオの森』

ワリオの森
ファミコンの末期に出たこのパズルゲーム、糞ゲーである。

このゲーム、爆弾とモンスターを3つ以上縦か横か斜めに配置すると消える、というよくあるルールのゲームなのだが、
キノピオを操作して配置を入れ替えなければならず、やたら操作がやりにくい。
特に、物を持っていると段差を超えられないという制限があるため、段差の向こう側に物体を持っていくのが大変で、
真下にある物体は持ち上げられず、斜め下にある物体しか持ち上げられないなど、操作ミスが非常に発生しやすい。
しかも、最初に配置してあるモンスターだけ消すだけならまだしも、時間が経つとワリオが登場して次々とモンスターを
落としてくるという始末。
キャラクターも、ワリオとキノピオとキャサリンという妙な組み合わせで、すでにスーパーファミコンが登場して
ファミコンはもう誰も見向きもしない中で出た今作。もはや発売したこと自体が謎である。

とは言え、キャラクターを操作してブロックを動かす、というゲーム性は新しく、これならマリオUSAのような
操作でジャンプもできるようにしていれば、遊びやすく面白くなったかもしれない。
最近はパズル&ドラゴンズが流行したが、誰でも気軽に遊べるパズルゲーム。今後は、テトリスやぷよぷよ、
チューチューロケットなどを超えるような、新しいアイデアの面白いパズルが生まれて欲しいものである。
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