俺的糞ゲーその31『スーパーマリオギャラクシー２』

「今度のは面白いと思う」宮本がそう言っていた今作だが、
その実態は大嘘の前作と変わらない、いや、むしろ前作以下の糞ゲーであった。

操作が糞な点とグラフィックと音楽が良い点は置いておくとして、問題のステージだが、
新しく加わったヨッシーが面白さに繋がっていない。
敵をポイントして食べる攻撃は違うゲームをやっているようであり、
バルーンヨッシーに至ってはバルーンマリオと同じでイライラ棒でつまらない。
雲マリオも、３回足場に雲を作り出すだけというくだらないもので、ゴロ岩マリオも転がるだけというつまらなさ。
しかも、汎用性がないのでそのステージでしか使えず、他に使い道もない。

他にも、モンキーボールステージや、ワンワンを誘導させるパズル要素など、
やりたくないつまらないステージばかりのため、段々とスター集めが作業と化してくる。
難易度も、やたら高いステージがあり、ハニービービレッジでは敵を連続して踏ませるなど、
3Dの奥行きのわからなさと相まってイラつくステージも多い。
こんな糞ステージだらけの今作で、２回やってみたいと思わせるステージが１つでもあっただろうか？
スタッフも3Dステージのつまらなさに気づいたのか、やたら横スクロールステージを入れてくる始末だ。
これだけギミックや色々なステージを用意しているので決して手抜きではないが、
ステージ作りのセンスは低いと認めざるをえない。

そもそも、横スクロールのマリオがなぜ人気あるのか？
それは単純なステージクリア型一本道ゲームだからである。
それに比べ、3Dマリオはシルバースター集めやレースなど、余計なことをやらせられる。
更に、スターの数が足らないと先に進めず、タイムアタックや一撃死のボス戦などで
同じステージを再びやらせられたりと、ステージの水増しもひどい。

なぜ3Dマリオが売れないのか？それはユーザーが3Dアレルギーだからなどでは決してない。
つまらないからである。
DVDを付けていくら優しく解説したところで、このつまらなさを何とかしなければ意味がない。
マリオの基本の面白さであるジャンプアクションを活かしたステージを作らなければ、面白いマリオは生まれない。
基本を忘れ、人気が激減したソニックと同じ末路になるのも時間の問題であると言える。