俺的糞ゲーその306『天外魔境 風雲カブキ伝』

天外魔境２に登場したカブキ団十郎が主人公になったこのRPG、糞ゲーである。

このゲーム、前作と同じくアニメムービーは力が入っており、ボスが歌い出すミュージカルシーンや、印象的な
仮面の男のイベント、ラストの演出など、その辺はまあまあ良いのだが、今回もゲームバランスが悪く、
雑魚がやたら強かったりと、難易度が無駄に高い。

また、エンカウントはやたら高く、移動速度は超遅いという最悪の糞仕様で、戦闘シーンはFFのようなサイドビューに
なったせいかいまいち迫力がなく、なぜかテンポも悪くなる始末。
前作のようにだらだらと長すぎないのは良いが、全体的にはまだ２の方が面白かったと言える。

その後も、やはり戦闘のテンポが悪くてロードも長い第四の黙示録や３など、進歩が見られないこのシリーズ。
アニメシーンや特徴的なボスなど、その辺は見所があるだけに、これならゲームではなく普通にアニメにした方が
良かったと言えるだろう。