俺的糞ゲーその300『がんばれゴエモン きらきら道中~僕がダンサーになった理由~』

スーパーファミコンで4作目となるこのゴエモン、糞ゲーである。

このゲーム、まず和風のゲームのくせに舞台が惑星になったのがひどい。今まではありえないメカなどが登場しつつも、
あくまで舞台は昔の日本であったのだが、今回は完全に宇宙である。和風のゲームをSFにしてどうするのか?
完全に方向性を見失っていると言える。

また、ステージはやたら落ち死にが多くて難易度も高く、敵はサッカーボールだったりボクサーだったりと謎な
作りで、街ではおつかいイベントをやらされて面倒だったり、ボス戦はタイミングを見て白刃取りをしたり、
ボタン連打のレースをしたりと、つまらないミニゲームのオンパレード。寒いタイトルからしてギャグを狙っている
のかもしれないが、あらゆるネタが全て滑っていて寒い。これでもコナミスタッフの中ではバカ受けだったのだろうか?
よくわからないが、寒い上にアクションゲームとしてもつまらない今作。完全にゴエモンブランドを崩壊させたと言える。

そもそもこのシリーズ、奇天烈将軍マッギネスからおかしくなりつつあり、ゴエモンインパクトという巨大ロボで
戦うつまらないボス戦や恥ずかしいサブタイトルなど、何を考えているのかわからない。
ファイナルファンタジーも段々とSF要素が多くなってついにSFになってしまったが、シリーズを続けていると
段々同じような世界観に飽きてきてぶち壊したくなるのかもしれない。
いずれにしろ、シリーズ物でどうしても世界観の違うゲームを出すなら、龍が如く見参!のように完全に外伝として
出して、次回作では再び普通の世界観に戻してファンを安心させることはブランド維持のためにも必須であると
言えるだろう。
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