俺的糞ゲーその290『沙羅曼蛇』

沙羅曼蛇プレイ動画
グラディウスに似たこのシューティング、糞ゲーである。

このゲーム、グラディウスと違ってパワーアップはアイテムを直接取得する方式になり、オプションなどがいきなり
出現するためにパワーアップがしやすいのだが、見た目が同じようなものばかりでわかりにくく、死んでもその場で
復帰するのは良いが敵の攻撃が激しく地形によるミスも起こりやすく、その場で復帰して次々と死んで一瞬で終わる
など、やたら難易度が高く遊びにくく、ステージは細胞や火山や隕石などがあるが、グラディウスに似たようなもの
ばかりでいまいち特徴が薄く、偶数面の縦スクロールステージも特に面白味がなく、全体的に難易度が高いだけの
何ともつまらないシューティングと化している。

また、ファミコン版はパワーアップがグラディウスのシステムになって分かりやすくはなったが、難易度は若干
下がったものの３面などはやたら難しく、新ステージや新ボスが加わったが神殿ステージは岩が崩れる演出が長すぎ
たり、ラストの脱出シーンが長くなったり、コンティニューが３回しかできないなど、相変わらず遊びにくい作り
なのは何とも進歩が見られない。
ファミコンならせめてコナミコマンドで残機を増やせるなど、その程度はして欲しかったところだろう。

その後、２ではグラフィックがパワーアップして難易度が下がってパワーアップアイテムもわかりやすくなるなど
良くなったものの、結局２を最後に終了したこのシリーズ。
現在のコナミはもはや空気でろくにゲームすら出していないが、大手の老舗メーカーならそれなりに存在感という
ものを出して欲しいものである。