俺的糞ゲーその277『ソニック・ザ・ヘッジホッグ４』

ソニック・ザ・ヘッジホッグ４
PS3などで配信中のこのソニック、糞ゲーである。

このゲーム、ソニックなだけに高速でステージを駆け抜けるのは楽しいのだが、スピード感が楽しめるのは
一部のステージだけで、後はいきなり針が出たりいきなり敵が出たりと意地悪すぎるステージが満載で、
全く気持ちよさがない。
また、やたらスイッチを押して進むような面倒な仕掛けがあったり、足場を乗り継いでいくシーンなどがあるが、
マリオに比べてソニックのジャンプは重力が軽いためにやりにくく、せっかくのスピード感も台無しで、
最近のソニックではブーストという任意に出せるダッシュ技があったが、今作にはなぜかなくなるというつまらなさ。
完全に退化している。

更にこのゲーム、エピソード１と２に分かれているが、２ではテイルスと合体して空を飛んでゆっくりと進む
場面が多く、やたら水中のステージが多くて息継ぎに失敗して死ぬなど、とにかくスピード感のないつまらない
ステージが多いのは全くソニックの良さを活かせていないひどい出来であると言える。

そもそも、ソニックというのはスピード感があればあるほど楽しく、次々とループやレールの上などを滑って
突っ走るのが楽しいわけで、動きの遅い水中ステージや動く足場がやってくるのを見計らって進むような
マリオ風ステージはテンポが悪くて合わず、いきなり出現する針などもうざいだけで全く必要がない。
もはや敵すらほとんど必要ないのではないか？とまで思うが、他のアクションゲームと同じような感覚で
ステージを作っていてはソニックに関しては面白くならないだろう。

現在はキャンペーン中で500円で購入できるのは良いが、それでもいまいち満足感の低い今作。
その内、エピソード３も出そうだが、次回作では何回もやりたくなるような爽快感のある面白いステージ満載の
ソニックを作って出して欲しいものである。