俺的糞ゲーその270『龍が如く５ 夢、叶えし者』

龍が如く５ 夢、叶えし者
シリーズ５作目となるこのヤクザアクションゲーム、糞ゲーである。

このゲーム、以前に名越が次は進化するなどと言っていたが、戦闘はシームレスと言いつつ結局はエンカウントしたら
全ての敵を倒すまで逃げられないという糞仕様で、チンピラに絡まれてうざい戦闘を繰り返すのも同じで、
全く進歩がない。
また、相変わらず○○へ行けの繰り返しで、ワープできるタクシー乗り場は少なく、ほとんど歩かされる始末。
アクションも、モーションは作り直して若干良くはなったが、相変わらず効果音が軽く爽快感が薄く、
椅子や机を持ち上げて殴っても重さが感じられず、通常の攻撃は種類が少なくて単調など、
これで本当に作り直したのか？と聞きたくなるレベルである。

そして、ストーリーは４つのメインストーリーがあるのだが、桐生編ではタクシードライバーになった桐生が再び
ヤクザの抗争に巻き込まれる話で、途中で客を乗せて目的地に行くどうでもいいミニゲームをやらされたり、
冴島編では刑務所内で聞き込みを何度もしたり鬼ごっこをやらされたり鹿を狩ったり、澤村遥編では殺人事件の犯人を
暴く要素もあるがダンスバトルやレッスンでつまらない音ゲーをやらされたりと、つまらないミニゲームを強制的に
やらされるのが最強にうざい。これならまだ余計な要素が少なかった４の方がましだったと言えるだろう。

結局、進歩はなく品田辰雄編では野球界を追放された原因を探す地味なストーリーで盛り上がりもなく裏切りの
繰り返しのストーリーも飽きてきたこのゲーム。
まだ続ける気なのかわからないが、街の再現は良くできているだけに、次は日本版GTAのような悪人が主人公で
好き放題できるようなゲームを出して欲しいものである。