俺的糞ゲーその269『ペーパーマリオ スーパーシール』

ペーパーマリオ スーパーシール
3DSで出たこのペーパーマリオ、糞ゲーである。

このゲーム、従来と同じく戦闘中にタイミング良くボタンを押すと追撃できるシステムは健在で、
戦闘になるたびに毎回目押しをやらされるのは非常にうざい。
しかも、今回はそれだけではなく、レベルがなくなって雑魚と戦う意味すらなくなった上に、仲間が一人も
いなくなる始末。完全に退化である。
更に、攻撃は拾ったシールを消費して行うため、適度に拾って補充しなければならないという面倒くささ。
必殺技などの特殊なシールはともかく、なぜ通常攻撃まで消費アイテムが必要なのか？意味不明である。
他にも、シールを貼るつまらない謎解きや、同じシールが一箇所にまとまらないためにシールが増えると
どんどんページ数が増えてやりにくくなるシール選択、寒すぎるギャグやつまらないストーリーなど、
良い部分が全く見えないこのゲーム。このシリーズ自体がそもそもつまらないが、その中でも今作はダントツの
つまらなさを誇るゲームになったと言えるだろう。

それにしても、今作の社長が訊くを見ると、宮本がストーリーと新キャラはいらないと言ったそうで、
開発スタッフも色々と駄目だしされた挙句にRPGの基本的な構造をやめただの、ろくでもないことが分かる。
そもそもこの宮本、ある程度作り終わってから駄目だしするだけで、結局どうしたいのか言わないのがひどい。
スタッフが作る→宮本が作り直させる　という無駄すぎるこの工程。これでは開発が伸びるのも当然だろう。
それでも結果的にゲームが面白くなるならまだいいが、こんな出来になるなら宮本は必要ない。
色々なゲームにいちいち口出しする宮本。そんな暇があるなら、まずは最近のマンネリマリオを何とかしろと言いたい。