俺的糞ゲーその256『ドラゴンボール アルティメットブラスト』

ドラゴンボール アルティメットブラスト
ドラゴンボールのゲームは数多いが、その中でも今作はかなりひどい超絶糞ゲーである。

このゲーム、グラフィックは良くできており、ストーリーモードでは新規のアニメが見られるなど、
その辺は良いのだが、ゲーム内容はひどいもので、適当にボタンを押すだけで勝手にキャラが戦って
追い討ちして攻撃するの繰り返し。全く自分で操作している感覚がない。
しかも、攻撃が連続で成功すると画面が一瞬スローになり、２択のじゃんけんゲームをさせられる始末。
成功すれば更なる追撃、失敗すれば反撃を受けるこのシステム、全く面白くない。

更に、キャラクターのHPはやたら高く、１試合に時間が掛かる上にロードも長いというひどすぎる仕様で、
ストーリーモードではベジータの大猿戦でいきなり難しくなったり、無駄にマップ内を動き回れたり、
やたらQTEが発生したり、初期設定では音声がでかすぎたり、個性がないくせにキャラ数が少なかったりと、
とにかく色々な面でひどい。
スパーキングシリーズやレイジングブラストシリーズは攻撃が単調なものの、まだそれなりに遊べたが、
なぜ後に出た今作がここまで劣化するのか？　意味不明である。

それにしても、これだけ無数に出ていながら、いまだにこれといったものが出ないドラゴンボールのゲーム。
キャラ数ならスパーキングメテオ、格ゲーとしては超ドラゴンボールＺが一番ましだが、
いずれもロードが長かったり技が少なかったりと、いまいち出来が悪い。
今後も、キネクト専用のいらないゲームが出る予定だが、いい加減にきちんと遊べるものを出して欲しい
ものである。