俺的糞ゲーその251『真・女神転生１＆２』

スーパーファミコンに登場し、PSなどでリメイクされたこのダンジョンRPG、糞ゲーである。

真・女神転生
まずは一作目だが、このゲーム、ストーリーの選択肢などによって主人公の立場が変わり、それによって
敵が変わるというシステムは良く、現実の日本を舞台とした世界観や、お馴染みの悪魔合体は楽しく、
特に今回はオートマッピング機能が搭載され、今までよりは大分遊びやすくなっている。

しかし、家や町の中までが何もない壁だらけという空虚な世界や、カーナビのようなマップ画面は
非常に殺風景で、ダンジョンはやたら複雑で頻繁にマップを確認しないとわかりづらく、
しかもそんなダンジョンを往復させるおつかいがあるのはかなりうざい。
また、難易度も高く、雑魚はやたら複数で登場したり、仲魔はレベルが上がらず、歩くだけでマグネタイトを
消費したりと使いにくく、突然抜けたり裏切るよくわからない二人の仲間や、あっけなさすぎるエンディングなど、
あのドラクエ５と同じ時期に発売されたRPGであることを考えると、かなりしょぼいゲームであると言える。

真・女神転生II
そして、続編の２だが、前作は殺風景だった壁は細かく描き込まれ、臨場感が高まったのは良いが、
相変わらず難易度は高く、雑魚の数も多く、仲魔はレベルが上がらず、ダンジョンも複雑で非常に遊びにくい。
また、ダンジョンは自動で動く床が登場し、穴に落とされてやり直しという超絶糞ダンジョンが登場したり、
ワープがやたら複雑になったり、歩いている途中で地震が発生してしばらく動けなくなるなど、
嫌がらせが更にエスカレートしている。
その上、おつかいもパワーアップしており、平将門の体を集めるために各地をうろうろと移動させられたり、
アイテムを入手してまたダンジョンの奥に報告しに行ったりと、とにかく二度手間だらけの作りになっている
のはあまりにもひどい。

その後、舞台が学園になったif、オンライン版が出ると言って結局でなかったNINEなど、
つまらないものが続いたが、３では１人称ではなくなり、仲魔もレベルが上がるようになるなど、
大分良くなってきたこのシリーズ。STRANGE JOURNEYは世界観がSFで別物すぎてつまらなかっただけに、
3DSで出る予定の４も心配だが、とりあえずはイージーモードや遊びやすいシステムを搭載して、
出して欲しいものである。