俺的糞ゲーその25『タクトオブマジック』

大勢のユニットをリアルタイムに動かすリアルタイムストラテジー(RTS)。
アメリカで生まれたこのジャンルだが、
最近では日本でも同ジャンルのゲームが増えて来た。
しかし、今作はWii。操作から来る糞仕様で糞ゲーと化している。

元々DSで出たロストマジックの続編だが、ロストマジックはタッチペンの糞さがあり、
人気は出なかった。
そして今回のWii。やはり操作が糞で人気が出ていない。
同じ失敗を２回繰り返すこの馬鹿さ。学習能力がないとしか言えないだろう。

このゲーム、やはり糞仕様が全てを台無しにしている。
戦闘では、魔法の発動の際、魔法陣を描いて攻撃するのだが、
操作はＡボタンを押しながらポインターで記号を描く、という面倒なものになっている。
魔法の種類によって記号が異なるので、記号を覚えなければならないが、
全部で８種類もあるので混乱する。
しかも、魔法を発動するたびに毎回毎回この操作をしなければならないのだ。
更に、魔法と魔法を組み合わせて発動させるものがあり、
これは２つ連続で記号を描かなければならない。苦行である。

ひたすら記号を何度も描かされ、プレイヤーの気力を奪うこのゲーム。
まだタッチペンの方が手軽で良かった、と感じるだろう。
Wiiの操作だからこそ生まれたWiiならではの糞ゲー。
今後、PS3のモーションコントローラでも同様の糞ゲーが生まれるのかと考えると、
ゲーマーは頭が痛くなることだろう。