俺的糞ゲーその242『魂斗羅』

魂斗羅
メタルスラッグの元祖とも言えるこのアクションシューティング、糞ゲーである。

このゲーム、多彩な武器を8方向に打ち分けて敵を倒していくのは良いのだが、一撃死で敵の攻撃も激しいため、
やたら難易度が高い。
一応、アーケード版はコインさえ入れれば無限にその場復帰ができ、家庭用は裏技を使えば残り人数を30人に
増やしたりできるものの、それなら最初から難易度を下げれば良いわけで、何度も死にながら進むのはうざく、
筋肉質の強そうな主人公の割には余りにも脆い。

また、偶数面はなぜか奥に進むステージになるのだが、これが同じような部屋ばかりで面白くなく、
特にFC版はやたら部屋数が多く、横スクロール面以上に敵の攻撃が激しく、すぐに死ぬ。
せめて、これでライフ制であれば良かったのだが、これでは爽快感を味わうどころか何度も死んで覚える
死にゲーであり、強力な武器で撃ちまくるアクションもこれでは台無しであると言えるだろう。

その後、スーパー魂斗羅、魂斗羅スピリッツなどが出たが、一撃死で難易度が高いのは変わらず、
魂斗羅ザ・ハードコアではライフ制になり遊びやすくなったが、PS2の真魂斗羅ではまた一撃死に戻る始末。
ネオコントラは見下ろしのみの別ゲーになり、魂斗羅デュアルスピリッツはDSにも関わらず途中セーブもなく、
Wiiウェアの魂斗羅リバースは難易度が下がったがやはり一撃死でステージセレクトもないなど、
いまいち遊びやすくなっていない。
スーファミ以降はエフェクトも派手でボスの動きなどが滑らかでかなりの迫力があるこのシリーズ。
次回作が出るとすれば、もう少し遊びやすくして出して欲しいものである。
inserted by FC2 system