俺的糞ゲーその20『ユグドラ・ユニオン』

同じ会社が作ったナイツ・イン・ザ・ナイトメアも糞だったが、今作もかなりの糞ゲーである。

ナイツ・イン・ザ・ナイトメアと同じく、やはりこのゲームもシステムがひどい。
戦闘では最初にユニットを選択するが、ここでカードを選ばせられる。
これがスキルになるらしいが、最初からキャラ固有にすればいいわけで、全く必要性が感じられない。
更に、戦闘が始まるとまたカードを選択させられるのだが、カードにより攻撃力と移動力が決まるという
意味不明な糞システムになっている。
そもそも、攻撃力も移動力もキャラ固有にするのが普通であり、なぜカードで決定されるのかがわからない。
しかも、攻撃は一つのユニットしかできないといううざさ。色々ユニットがあるのに攻撃は１つのユニットだけ。
馬鹿である。
そして、この戦闘がまたやたら長い上につまらない。キャラが攻撃しても全然戦っている感じがせず、
スキップもできないのでやたら時間が掛かる。こんな糞戦闘を１ターンに１回ずつダラダラと続けるからひどい。
実際に、１、２ステージやっただけであまりのテンポの悪さにやる気をなくしてしまった。

はっきり言って、このスティングという会社はわざと糞ゲーを作っているのか？と思わせられるゲームばかり作っている。
新しいシステムでも面白ければ否定はしないが、ファイアーエムブレムのようなよくあるシミュレーションゲームの
システムを破棄してまでこの糞システムにする必然性は全く感じられない。

ちなみに、今回プレイしたのはPSP版だが、このゲーム、元はGBAで出たゲームである。
普通、移植というと元が好評だったので多機種へ、となるが、
このゲームの場合は特に人気もないのに多機種へ移植。誰得なのか？という感じである。
スタッフは本当にこのゲームが面白いと思っているのだろうか？　謎は深まるばかりである。