俺的糞ゲーその192『グラビティデイズ1&2』

GRAVITY DAZE 重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動
アマゾンでやたら評価の高いこのゲーム、糞ゲーである。

このゲーム、特徴としてボタンを押すと重力がなくなり、カメラを操作して行きたい方向に重力を発生させて
進むことができるのだが、使用中は重力ゲージというものが減り続けてゼロになると使用できなくなるために
非常にやりにくく、単に方向がわかりづらくなるだけで全く面白味がない。

また、戦闘はキングダムハーツのような感じで動きはなめらかで良いのだが、ボスなどは重力キックという
空中から敵に向かって突撃するような面倒な攻撃をしなければならず、攻撃の回避はタッチをしなければならな
かったり、やたらマップが無駄に広くリトライ時のロードが長かったり、能力上昇に必要なジェムというアイテムを
集めるのが面倒だったりなど、とにかく糞要素のオンパレードなのは非常にうざい。
タイトルが長すぎるのも意味不明だが、重力を操作するという根本的なシステムや戦闘がこれでは完全にアクションとして
失敗であると言える。

アマゾンでこのゲームの評価を見ると、「360度どこにでも行ける」「操作しているだけで楽しい」
「高低差の激しい街をウロウロするのが楽しい」など、箱庭を散歩するのが楽しいようなことが書いてあるが、
肝心の敵を倒す楽しさなどはあまり触れておらず、もはやゲームを楽しむポイントが完全に違うと感じさせる。
ICOやワンダの巨象なども雰囲気などが絶賛されていたが、SCEのゲーム好きには戦闘や謎解きの楽しさより
雰囲気を楽しむユーザーが多いのかもしれない。
FF13の主人公であるライトニングも「光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士」なわけで、
重力を自由に操るアクションにしていればもっと人気が出ていたことだろう。

GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択 PV
その後、2も出たが相変わらず副題が長く重力を操作して行う移動も面倒なだけで気持ち良さがなく、攻撃も単調で
スペシャルアタックという連続で攻撃する必殺技が加わったのは良いが結局は重力キックの繰り返しでだるく、マップは
やたら無駄に広くなったり重力ゲージがうざいのも変わらずHPなどを上げるにはおつかい作業クエストをクリアしないと
駄目だったり攻撃力やコンボを増やすためのポイントが高かったり、メインも特定のオブジェクトを探して壊したり
見つかったらやり直しのステルスがあったりフリックでブロックを動かす糞ステージがあったりなど、進歩のないこの
糞シリーズ。
今回もアマゾンでやたら評価が高いが、その割には大して話題にもならず売れていないということで、これを最後に
終了して欲しいものである。
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