俺的糞ゲーその190『幻想水滸伝 紡がれし百年の時』

幻想水滸伝 紡がれし百年の時
すでに誰も期待していないこのRPG、やはり糞ゲーである。

このゲーム、とにかく幻想水滸伝でも何でもない別物に変異している。
町は建物を選択するだけで自由に歩けず、フィールドもエリアごとに区切られていてほとんど自由に歩けず、
目的地に行けば勝手に話が進んでイベントやアニメムービーが流れる、という一本道RPGと化している。
また、６人パーティーは組めるものの、１や２のようなスピード感はなく、紋章も仲間集めもなく、
仲間キャラのデザインは特徴が薄く、空気のようで愛着が沸かず、世界観も中華っぽさが消えるなど、
幻想水滸伝としてもRPGとしてもつまらないものになっている。

そして、ストーリーは現在で起きた問題を過去に戻って解決するという最近流行りの？タイムトラベルもので、
これまた幻想水滸伝らしさはなく、特に盛り上がりもないつまらない展開が続く。

このシリーズは３以降、やたらマップが広くなり、移動速度も遅くテンポが悪かったが、ここに来て
移動そのものをなくす、という荒業に出たコナミ。流石である。
次は戦闘もアイテムもマップもなくしたような続編を出して、更に幻水ファンを失望させて欲しいものである。