俺的糞ゲーその183『喧嘩番長５～漢の法則～』

喧嘩番長５～漢の法則～
不良高校生が喧嘩で縄張りを広げていくこのゲーム、糞ゲーである。

このゲーム、ストーリーや設定はまあまあだが、何と言っても肝心のアクションがしょぼすぎる。
モーションはもっさりでキビキビと動けず、効果音もしょぼく、技や投げ技は色々用意されているものの、
１度に装備できるのは１種類のみのために非常に単調で、その上、頻繁に処理落ちが発生し、
攻撃が超スローになるというひどさ。
町は広めに作ってあるが、処理落ちさせてまで広くする必要があるのか？　意味がわからない。
他にも、音ゲーのように啖呵を切るシステムや、疲れると息切れして動けなくなるなどのいらない要素もあり、
全体的にくにおくん以下と感じさせられる出来である。

前にも言ったが、アクションゲームであれば、敵を攻撃した時の気持ち良さは必須である。
逆に、いくらストーリーが良く出来ていたとしても、この部分が駄目ならアクションゲームは面白くはならない。
ダウンタウン熱血物語や、ファイナルファイト、最近では戦国BASARAの徳川家康の格闘アクションのように、
敵を倒すのが楽しいアクションを、喧嘩番長や龍が如くには実現して欲しいものである。