俺的糞ゲーその1789『探偵 神宮寺三郎 プリズム・オブ・アイズ＆時の過ぎゆくままに』

PS4やスイッチで出たこの神宮寺三郎、糞ゲーである。

探偵 神宮寺三郎 プリズム・オブ・アイズPV
このゲーム、今回は３つの短編＋おまけを収録した推理ADVで今回も見る、話すなどのコマンドで項目を選んで進めて
いくゲームシステムなのだが、メインの虚飾ノ夜は神宮寺が失踪した大学時代の友人を探すという地味な内容で
ひたすら聞き込みをしていくのは面白味がなく、暗号を解いたり謎のライダーに襲われたりするが結局友人は
麻薬取締官に協力して麻薬密売組織のデータを盗み出したことで組織に狙われて捕まっていただけというつまらなさで
結局幹部は捕まらず終わるなど、何ともつまらない糞ADVに仕上がっている。

また、２つ目の死者に捧げる石は助手の洋子が主人公で遺体に宝石が置かれる連続殺人事件を捜査していく話だが、
最初は別の依頼で尾行や聞き込みをしたりとこれまた面白味はなく死体を調べたりするシーンもほぼなく退屈で、
宝石は石言葉を伝えるためというそれだけで特にトリックのようなものもなく犯人がナイフを持って威嚇している
状況でも会話シーンでは普通の立ち絵で不自然だったり、３つ目の魔鏡の真実は刑事の熊野が主人公で失踪した
考古学者を捜索するという話だが遺跡と言いながら現場は新宿のビルの建設現場というつまらなさで、鏡の呪いが
どうだのというよくあるミステリ的要素もあるが容疑者が次々と死んでいくような展開もなく、結局は遺跡で新発見を
したにも関わらず公表するとビルの建設ができなくなるからと賄賂を受け取り公表をやめた学者を許せず突発的に
殺した、というしょぼい内容だったり、昔に出た時の過ぎゆくままにのリメイク版も収録されているが絵画を盗んだ
犯人を探すというこれまたしょぼい内容で同時に迷子の少年を探す事件も発生し２つの事件が繋がっていることが
判明するが子供の病気を治すための手術費として絵を盗んで売ろうとしていた、というどうでもいい結末だったり
など、どれもつまらなすぎて全く面白味がない。
今回は余計なシステムがなかったのは良いが、このつまらなすぎる空気のような糞ストーリーはいい加減に何とか
すべきだろう。

というわけで、今回も糞だったこのシリーズ。
そもそもせっかく終了したのに復活させるなよ、という感じだが、進歩がないということでまた終了して欲しい
ものである。