俺的糞ゲーその176『The Elder Scrolls V:スカイリム』

The Elder Scrolls V: Skyrimプレイ動画
前作は超絶糞ゲーだったこのゲーム、やはり今作も糞ゲーである。

オブリビオンでは移動速度が遅く、アクションは単調でしょぼく、間違って物を盗んでしまいやすいシステムや、
無駄にある無数のアイテム、武器防具の耐久度やアイテムの重量制限、無数のおつかいクエスト、
うざい吸血病、常に表示できないマップ、面倒なピッキング、などが問題であったが、では今作でそれらが
改善されたかというと、武器防具の耐久度がなくなった以外は改善されておらず、グラフィック以外は
進歩が見られない。
また、無数にあるクエストも相変わらず○○を集めろ、○○を届けろ、○○に会え、○○を殺せ、などの
おつかいばかりで面白くなく、1度言った場所に瞬時にワープできるのはいいが、建物の中だとワープが

できず、ロードも長くてテンポが悪い。
ダンジョンもやたら長く、敵を倒すたびに死体を漁り、樽や箱を調べて回る展開は非常にだるい。
これでまだロードも移動も早くてアクションも必殺技やコンボなどが豊富で面白ければ良かったのだが、
これでは単に面倒なおつかいを繰り返す作業ゲームであるとしか言えない。

そして、肝心の自由度も、犬を仲間にしたり家を買ったり結婚をしたり料理を作ったりできるものの、
家の内装は大して種類がなく、家族専用のイベントもなく、料理をみんなで食べたりすることもできず、
ペットを飼ったり、植物を栽培することもできない。
しかも、相変わらず仲間は一人しか連れていけず、仲間にも攻撃が当たるためにむしろ邪魔になる始末で、

世界は広く街は無数にあるが、同じようなものばかりで特色がなく、RPGでは定番の船や空飛ぶ乗り物に

乗って世界を回ることすらできないのは、もはや不自由と言っても良いレベルである。
結局、このゲームでできる自由度は、おつかいクエストをする順番をある程度決められることと、
村人を殺してアイテムを奪って捕まって牢屋に入れられることぐらいで、大したことはできず、
そこには、先が気になるドラマチックなストーリーもなければ、面白いアクションもない。

とは言え、ベセスダが開発している時点でこうなることはわかりきっていたことであり、この手のゲームでは、
フェイブル2、3やトゥーワールド2といったまだましなゲームがすでにある。
洋ゲーでアクションもストーリーも面白いRPG、そんなゲームがいつ出るかわからないが、
とりあえずは、次に出るドラゴンエイジ2に期待したい。

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