俺的糞ゲーその17『ノーモア・ヒーローズ』

PS3版と360版の移植がバグだらけな糞ゲーなことは周知の事実だが、
ロードが早く、バグのないWii版ももちろん糞ゲーである。

この糞ゲーは、くだらないバイトのミニゲームをしてひたすら金をため、
貯まったら金を振り込んで次のボスがいる目的地にいくという単調極まりない構成になっているが、
まず、このミニゲームが面白くない。
ココナッツを集める、芝を刈る、ゴミを拾う、サソリを駆除する。作業の連続だ。
こんな糞ミニゲームを何度もやらないとストーリーが進まないのだ。完全にプレイ時間の引き延ばしである。
そして、ようやく金も貯まり、ボスのアジトへ乗り込んだら面白くなるのかと思いきや、これがまたつまらない。

ボスのアジトではひたすら雑魚を倒すのだが、これが全然気持ちよくない。
武器はスターウォーズのライトセーバーのパクリだが、全然斬っている感覚がなく、効果音も
ゴムで叩いているような音しかしない。コンボも一種類なため、単調。
更に、敵にトドメを刺す時にわざわざリモコンを振らせる糞仕様だ。
最初はトドメを刺す感覚は割と良かったものの、これだけ雑魚が多く、
毎回振らせるとなると話は別。だんだんとうざくなってくる。
そして、武器には電力ゲージがあり、これがなくなると充電するためにリモコンを振らなければならない
という最強の糞仕様もある。肝心のボスも、これがまたやたらHPが高く、堅い。
敵の攻撃中はこっちの攻撃が効かないため、余計に時間が掛かり、ストレスが溜まる。

これを作ったグラスホッパー・マニファクチュアという会社は、キラー７やシルバー事件など糞ゲーで有名だが、
最近は、太陽のしっぽやディシプリンなどの糞ゲーで有名な飯田和敏も加わり、
更に糞ゲー会社としてパワーアップを果たしている。
今後、どんな糞ゲーを作り出すのか？　ユーザーとして温かい目で見守って行こうと思う。