俺的糞ゲーその169『罪と罰 地球の継承者＆宇宙の後継者』

罪と罰 地球の継承者
罪と罰 宇宙の後継者
トレジャー開発のこのゲーム、糞ゲーである。

～地球の継承者～
このゲーム、まず操作が煩雑でやりにくい。それもそのはず、照準で敵を狙いながら弾を撃ち、更にキャラを
動かして敵の弾を避けなければならないからである。おまけに、ステージによってはジャンプで穴を避けたり、
近接攻撃でミサイルを跳ね返したりしなければならないという忙しさ。完全に詰め込みすぎである。
また、このゲーム、やたらステージが長い。シューティングと言えば、大抵は雑魚を倒して最後にボスを倒して
１ステージクリアだが、今作はボス戦が次から次へと発生する。
倒しても倒しても出てくるボス。一体いつになったら終わるのか？まるでボスラッシュモードを延々とやっている
ような感覚。操作のやりにくさと合わさって非常に疲れる。
キャラクターも、造形が貧弱で魅力がなく、ストーリーも意味不明というひどさ。難易度も高く、イージーでも
ボス戦で急に即死したりと、バランスも悪い。操作が悪く、バランスも悪く、ストーリーが駄目で、長くて疲れる
という、もはやシューティングとしてありえないような糞ゲーである。

～宇宙の後継者～
そして、Wiiで出た続編の宇宙の後継者だが、照準操作がポインター操作になったことで、操作はやりやすく
なったものの、やたら長いステージ構成は健在で、やはりボス戦が無数に発生して無駄に長い。
ストーリーも相変わらず意味不明で、いまいち爽快感もなく、難易度も後半はイージーでも難しいという
糞バランス。結局、進歩したのはハードが変わったことによる操作性のみである。

このゲームに限らず、トレジャーのゲームはろくなものがない。
同じくボス戦がやたら多いガンスターヒーローズ、キャラが小さすぎる上に難易度が高いバンガイオーや、
爽快感が薄く３ラインが邪魔なガーディアンヒーローズ、難易度が高く暗記しないと進めない斑鳩、やたら
ステージが長く敵弾が見にくいグラディウスVなど、ゲームシステムもバランスも駄目なものばかりである。
元々、あの難易度激高な魂斗羅スピリッツを作ったスタッフが独立して作ったというトレジャー。
まともなゲームバランスのゲームを要求するのは酷であると言えるのかもしれない。