俺的糞ゲーその167『ファイナルファンタジー零式』

ファイナルファンタジー零式
2006年に発表して以来、長い開発期間を掛け、ようやく完成したこのゲーム、糞ゲーである。

このゲーム、戦闘がようやくアクションになったため、クライシスコアのような中途半端なコマンドアクション
戦闘に比べれば大分良くなったのだが、難易度が理不尽にやたら高い。
１章までは割と簡単なものの、２章辺りから急激に難易度が上昇し、敵の攻撃力がやたら高く、すぐに死ぬ。
しかも、ミッション中は死んでもキャラを復活できない糞システムのため、死ぬたびに別のキャラを操作せねば
ならない。しかも、セーブポイント以外は装備もアビリティーも変更できないというひどさ。
ダンジョンはやたら長く、同じような敵をひたすら倒しながら進むために面白くなく、１度に装備できる
アビリティーが少ないために同じ技ばかり使う羽目になり、アクションも非常に単調で飽きてくる。
他にも、敵を倒した後にファントマというものを手に入れることができるのだが、わざわざロックオンしながら
ボタンを押さないと取得できない面倒なシステムや、兵士を指揮して拠点を占領するつまらない戦争システム、
フィニスやアギトなどの意味不明な用語を使ったわかりにくいストーリーなど、
さすが現在の落ちぶれたスクエニが作っただけのことはあるひどい出来となっている。

チョコボや飛空艇やギルガメッシュやお馴染みの召喚獣など、一見FFらしい要素を持ってきてはいるが、
ゲームの流れはひたすら敵国の拠点に侵入して兵士や機械を倒すという地味なもので、冒険要素はなく、
サブイベントは○○を倒せのような作業クエストばかりであり、14人も仲間がいる割には、それぞれのキャラの
背景を語るようなものもなく、盛り上がりもない。
FFシリーズを名乗りながら、ここまでFFではないゲームを連発してくるスクエニを見ると、よっぽど昔のFFが
嫌いなのであろう。今後も、FF13の続編や、全くFFっぽくないヴェルサス、作り直しのFF14などの糞ゲー候補を
リリース予定のスクエニ。サガはグリーに、FFはモバゲーにも登場するということで、今後もますますひどくなる
スクエニワールドが見れることだろう。