俺的糞ゲーその151『セブンスドラゴン』

セブンスドラゴン
あの世界樹の迷宮と同じディレクター、新納が手掛けたというこのゲーム、やはり糞ゲーである。

このゲーム、基本的な部分はドラクエと同じなのだが、糞RPGにありがちな余計なシステムが豊富に含まれている。
その一つが、フロワロという毒の花である。このゲーム、とにかくフィールドやダンジョンなど、至る所に毒の花が
咲き乱れている。当然、この毒の花の上に乗るとダメージを受けるので、常にHPに気を配らねばならず、移動中は
常に不快な気分を味わう超絶糞ゲーとなっている。
しかも、難易度が高く、敵がやたら強すぎる上にエンカウントも高く、世界樹の迷宮と同じくボスクラスの敵が
うろうろとダンジョン内を徘徊するというひどさ。
セーブポイントも少なく、敵を倒してもお金を落とさず、アイテムは素材ばかりで、クエストの受理と完了は
わざわざ報告に行かなければならず、ルーラのような魔法はなく、あるのはポータルというワープ装置が少しある
のみ。おまけにキャラ絵が全く愛着の沸かない適当な顔なので、ますますやる気がなくなってくる。

しかし、こんなゲームでも、世界樹の迷宮と同じく歯ごたえを求めるユーザーにとっては、面白いゲームなのかも
しれない。売り上げを見ても、世界樹の迷宮シリーズや今作、デモンズソウルなどはどれも15万本ほど売れている
わけで、それだけ需要があることを表している。
当然、難易度の高すぎるゲームやうざい仕様のゲームは俺にとっては糞ゲーなわけだが、
死んだキャラが生き返らないファイアーエムブレムが生き返るモードを搭載したり、
難易度の高いロックマンがイージーモードを搭載したりと、企業側がこちら側に歩み寄ってくるケースも多くなって
いるのが面白い。
今後、セブンスドラゴン2020やダークソウルなどが出るが、易しいゲームにはしない、というそのスタンスがいつまで
続くのか、叩きながら見守っていきたいと思う。
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