俺的糞ゲーその148『シャドウハーツ』

シャドウハーツ
PS2初期に出たこのRPG、糞ゲーである。

このゲーム、とにかくテンポが悪い。戦闘の攻撃モーションなどが長い上に、ジャッジメントリングという
攻撃するたびに時計の針のようなものが回り、それをタイミング良く目押ししないと連続攻撃が出ないという
いらないシステムが取り入れられているため、非常に戦闘が面倒である。
更に、サニティポイントというゲージがあり、これが0になると暴走してコントロール不能になるなど、
無理にオリジナリティを入れようとして余計につまらなくなるという、RPGに多い典型的な糞ゲーとなっている。

また、ストーリー自体は、ロジャー・ベーコンが登場するなど、史実とオカルトが混ざったような不気味な
もので、それは別に悪くはないのだが、キャラが全体的に変なキャラばかりで、CGモデルもマネキンのような
3Dポリゴンの初期にあったようなグラフィックでいまいち愛着が沸かない。
このゲームが発売された一ヵ月後にはあのFF10が出ているわけで、別に無理して3Dにする必要は
なかっただろう。

その後も、このシリーズはシャドウハーツ2、シャドウハーツ フロム・ザ・ニュー・ワールドが出ているが、
テンポの悪いジャッジメントリングや変なキャラクターは変わらず、特に改善は見られない。
Wikiを見ると、このゲームの開発スタッフはその後移籍し、ロストオデッセイの開発に参加していると
書かれているが、あのゲームでも戦闘のテンポが悪く、リング装備時にうざい目押しゲージが発生していた
だけに、ひょっとしてこのスタッフが原因なのか?との疑問が沸いてくる。

いずれにしろ、何百回と発生するRPGの戦闘が「テンポが悪い」というのは非常に致命的なものなわけで、
この部分は特に、今後出る全てのRPGに気をつけてもらいたいところである。
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