俺的糞ゲーその142『スーパーマリオRPG』

スーパーマリオRPG
あのスクウェアが作ったというこのゲーム、糞ゲーである。

このゲーム、RPGのくせにマリオということを意識してかアクション要素が取り入れられているのだが、それが
つまらなさに繋がっている。
まずは戦闘だが、基本は普通のターン制コマンドなのだが、攻撃するタイミングでボタンを押すとダメージが増加し、
攻撃されるタイミングでボタンを押すとダメージが軽減される、といういらないシステムが取り入れられている。
そして、戦闘バランスは、この二つを常に成功していかないと厳しいものになっているため、必然的に攻撃のたびに
何度もタイミングをはかってボタンを押さなければならず、非常にだるく面倒な戦闘になっている。
また、このゲームは視点が斜めのため、フィールドでは常に斜め方向に進むことになるのだが、
地形によってはジャンプを駆使して先に進まなければならない部分も多く、距離感が掴みにくく非常にやりにくい。
更に、同種のアイテムは１つにまとまらないため、すぐに持ち物がいっぱいになったり、戦闘のコマンドはボタン
ごとに分かれていてやりにくかったりと、遊びにくい点も多い。
なぜ無数の良作RPGを作ってきたスクウェアがこんな遊びにくいものを作ってしまったのか？よくわからないが、
どうせ作るならFFのようなシステムのマリオにしておけば、もう少しまともなものになったかもしれない。

その後も、マリオ系のRPGはマリオストーリーやマリオ＆ルイージRPGシリーズなどが出ているが、どれも戦闘に
アクション要素があり、テンポが悪い。押すタイミングの分かりやすさなどは徐々に改善されてきているが、
RPGの戦闘でここまでアクション要素が必要なのか？と感じさせる出来である。
コミカルなストーリーはそこそこ楽しいだけに、そろそろ戦闘を普通にした普通のRPGを出して欲しいものである。