俺的糞ゲーその140『ゼビウス』

ゼビウス
スクロール系シューティングの元祖とも言えるこのゲーム、糞ゲーである。

このゲーム、ギャラガに比べて森やナスカの地上絵など、背景は色々用意されているのだが、それだけであり、
メリハリがなくだらだらと続く退屈なシューティングになっている。
また、ギャラガでは自機を敵に奪われた後に助けるとデュアルファイターとなり、パワーアップできたが、
このゲームにはパワーアップという要素もなく、ボーナスステージもなく、あるのはソルやスペシャルフラッグ
と言った隠れキャラのみで、面白みがない。
しかも、ボスのアンドアジェネシスはやたら弾幕が多く、こちらの攻撃は地上兵器しか効かないために
近づいて攻撃しなければならず、その上、死ぬとステージの途中に戻されるので、難易度も高く、リトライが
面倒なシステムになっている。

確かに、スクロールする背景や巨大な敵などは当時のゲームとしては新しかったかもしれないが、
そもそも、当時はゲームの歴史が浅く、ドンキーコングのようにキャラクターがジャンプするだけで
斬新だったわけで、もはや何をしても新しい、というレベルであり、全く凄いことではない。
また、最近でも変わった操作やシステムのゲームは斬新と言われたりするが、斬新だから面白いというわけでもなく、
重要なのは面白いかどうかであって、他と違ったことをやったからといって、評価すべきものでもない。

その後、ゼビウスは色々なハードでリメイクされたりしているが、ゼビウスアレンジメントやゼビウスリザレクション
など、どれもつまらないのは、やはり元となった初代ゼビウスがつまらないからであると言えるだろう。
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