俺的糞ゲーその1387『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』

EVEやデザイアの菅野ひろゆきが手掛けたこのADV、糞ゲーである。

この世の果てで恋を唄う少女YU-NOプレイ動画
このゲーム、見る、話す、などのコマンドを選んで進めていくADVで、高校生が並列世界を舞台とした陰謀に巻き込まれる
サスペンス系のゲームなのだが、とにかくどうでもいい無駄な会話が多く次にどこに行けば良いのかがわからずロードも
長くテンポが悪く、異世界に飛んだりするがそこでは自由にセーブができずセーブできるまでが長かったり、数字が記号で
わかりにくいピクロスをやらされたり宝玉を集める要素があり何度も並列世界を行き来して回収しなければならないなど、
とにかく攻略サイトが必須な面倒すぎる超絶作業糞ADVに仕上がっている。

また、ストーリーは産業スパイを追い詰めたり地下に眠る謎の機械を発見したり主人公が色々な女とイチャイチャしたり
父親の残したリフレクターという装置を狙う男に襲われたりするが特に面白味はなく無駄に長く、後半はモンスターなどが
いるファンタジーな世界に飛びそこで子供を作ったりと超展開が始まったり、そこは科学が発達した人類が隕石から逃れる
ために作った次元を移動する大陸で最後はその世界と元の世界を衝突させないために謎の思念体と戦ったりなど、トンデモ
ファンタジー展開が始まるのはいまいち面白味がない。
そもそもそんなに科学が発達した世界なら飛来する隕石を撃ち落とせよ、という感じだが、この面倒すぎる糞宝玉システムは
必要がなく、せめて全てのヒロインを攻略したら自動的に最後のシナリオに進めるようにすべきだろう。

というわけで、今回も糞だった菅野ゲーム。
最近出たリメイク版でも糞システムは変わらずキャラクターデザインやボイスが変わってより劣化しているのがヤバイが、
リメイクなら当然昔より遊び易くしたモードを入れて欲しいものである。