俺的糞ゲーその134『レイトン教授と不思議な町&悪魔の箱&最後の時間旅行』

レイトン教授シリーズ
DSで大ヒットし、映画にまでなったこのシリーズ、糞ゲーである。

このゲーム、まずキャラクターデザインがひどい。主人公であるレイトンは目が点で全く格好良くなく、
他のキャラも全体的に素朴すぎて特徴がなく、愛着も沸かない。
せっかく良くできているアニメも、このデザインでは緊迫感もなく台無しである。

また、肝心の謎解きだが、初代の不思議な町は特にゲームのストーリーと関係ないような謎がいきなり出される
という意味不明ぶりで、シリーズ通してキャラと会話したり先に進むたびにどうでもいい謎を解かされるという
面倒くささで、謎の内容も多湖輝監修なだけに無駄に歯ごたえがあってサクサク進むことができず、操作もタッチ
ペンのみのために移動などは毎回タッチしなければならず、非常にテンポが悪い。

更に、毎回ミニゲームが収録されているが、悪魔の箱ではハムスターのダイエットやハーブティーの調合、最後の
時間旅行では車をゴールに導いたりオウムに言葉を覚えさせたりとどれも作業的で全く面白くなく、
ストーリーも毎回ラストの謎の解決はありえないファンタジーな解決方法で終わるなど、金田一少年や一般的な
推理小説を読んでいるユーザーにとっては納得できないような結末で終了するのはあまりにもひどい。

それでも、ここまで売れるシリーズになったことは素直に凄いことであると言えるが、最近ではDS用に
作っていた新作を3DS用に変更して売り上げを下げるなど、人気も下降気味なこのシリーズ。
とは言え、数々の糞RPGを作ってきたレベルファイブが、レイトンによって一躍大企業の仲間入りを果たしたことは、
他の中小メーカーにとっては良い励みになったと言えるだろう。
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