俺的糞ゲーその133『龍が如く OF THE END』

龍が如く OF THE END
あの龍が如くの世界がゾンビの恐怖に襲われるこのゲーム、糞ゲーである。

このゲーム、今までのシリーズもそうだったが、爽快感がない。効果音がしょぼく、いくらゾンビを撃っても
気持ち良さというものがなく、すぐに飽きてくる。
また、ゾンビと言えば迫ってくる恐怖というものがあるが、このゲームにはなく、デッドライジングのように
のろのろと歩いているゾンビをひたすら倒す空しいゲームと化している。

更に、敵はヘッドショットを狙わないと無駄に固く数もやたら多く、無視できる部分もあるが全部倒さないと駄目な
ポイントもあり非常に面倒で、仲間はあまり役に立たず足手まといになる始末で、ダンジョンが長かったり
強い武器はすぐに弾切れになったりセーブがなかなかできなかったりと、とにかくつまらない。
戦闘がエンカウントではなくシームレスになった点は良いが、格闘アクションが銃撃アクションになって更に
単調になったのと、売りであったリアルな極道ドラマがなくなったことを考えると、シリーズ最悪の出来に
なってしまったと言える。

プロデューサーの名越は、「進化の為に1回ぶっ壊します」などと言っていたが、はっきり言って意味が
わからない。ゾンビを出して世界観をぶっ壊したのはわかるが、それがなぜ進化の為なのか謎である。
普通にアクション部分をパワーアップさせ、おつかい要素を減らせばより面白くなると思うが、いまいち
目指している方向性がわからない。
いらない外伝を出しておいて次に正統な続編を出すことで良くなったように見せかけるつもりなのか?
よくわからないが、「進化の為に1回ぶっ壊します」と言ったからには、次に出るであろう龍が如く5では進化したものを
見せてくれることを期待したい。
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