俺的糞ゲーその1298『人喰いの大鷲トリコ』

ＩＣＯやワンダと巨像の上田文人が手掛けたこのアクションADV、糞ゲーである。

人喰いの大鷲トリコPV
このゲーム、今回は犬のような顔をした巨大な鷲のトリコと共に少年が冒険するというアクションADVなのだが、
やることはひたすら壁をよじ登ったり細い道を渡ったりスイッチを押したりトリコに声で指示を出して上に乗って通れ
ない道を進んだりの繰り返しで単調で動きももっさりでテンポが悪く、呼んでもなかなか来なかったり行きたい方向に
なかなか行かず無駄に時間が掛かるなど、とにかくイライラ感MAXの超絶糞アクションに仕上がっている。

また、いつもと同じく色数の少ない空虚な世界観は魅了がなくストーリーはろくに説明もなくなぜか喰われても生きて
いたりと意味不明で、鎧武者のような敵がいるが今回は主人公は直接戦えずトリコに倒してもらうまで逃げ回らなければ
ならず捕まるたびにボタン連打が必要だったり、ヒントが出る場所もあるが進み方がわかりにくいポイントが多く結局
色々と謎を残して終わるなど、何とも面白さというものがない。
こんなものになぜ10年近く掛かったのか知らないが、これでICOやワンダより短い期間で制作する予定だったというから
スケジュール管理が杜撰すぎると言えるだろう。

というわけで、今回も糞だった上田ゲーム。
ディレクターのくせに開発中にソニーを退社しているのが謎だが、ICOから全く進歩がないということで、これを最後に
速やかに引退して欲しいものである。