俺的糞ゲーその124『ガンダム無双３』

ガンダム無双３
遂に３作目となったこのゲーム、やはり糞ゲーである。

このゲーム、１や２に比べれば色々と改善されている。
マップは狭くなり、移動速度や動きが早くなり、敵を敵にぶつけて誘爆させることができるなど、
全体的にテンポが上がっている。
しかし、このゲーム、肝心の爽快感がない。敵を切ってもいまいち感触が薄く、いくら敵を無数に倒しても、
あるのは空しさのみである。
また、アクションのバリエーションも少なく、マップも同じようなものばかりで、機体の種類は多いのだが、
どれも同じような攻撃方法のため、すぐに飽きてくる。
更に、オリジナルストーリーはつまらなく、原作のストーリーは最初は初代ガンダムしか選べないという糞仕様で、
ダッシュを続けているとしばらく走れなくなるいらないシステムや、有料で高い追加キャラや追加ミッション、
やたら集まるいらない設計図、やたら固い巨大モビルスーツなど、うざい要素も満載である。

そもそも、ガンダム＋無双という組み合わせは合っていたのだろうか？
三国無双や戦国無双では、武将一人一人が違った武器を持ち、攻撃方法に個性があったが、
ガンダム無双では、ほとんどはビームサーベルと銃で、あまり違いがない。
だからと言って、ガンダムに多彩な武器を持たせることもできないわけで、これはもうどうにもならない話である。
せめてスパロボ無双にしていれば、多彩な機体と攻撃方法により、バリエーション豊かなゲームになっていたで
あろう。今後も無双シリーズは出続けるだろうが、基本のシステムが単調なだけに、アクションやマップなど、
飽きさせない作りにして欲しいものである。