俺的糞ゲーその1226『逆転裁判６』

シリーズ６作目のこの逆転裁判、糞ゲーである。

逆転裁判６プレイ動画
このゲーム、今回はクライン王国という異国の地が舞台で、マヨイが復活しまた霊媒で別人に変身したり死者の魂を
呼び寄せて死ぬ直前の映像を水に映し出すことができる新キャラが登場するなどファンタジー全開な内容なのだが、
その映像を見ながら表示される文字に合わせて矛盾を付く新システムはテンポが悪く邪魔くさく、日本編もあるが
相変わらず見抜くやココロスコープ、指紋検出などいらないシステムが満載で、探索パートは前作と同じくいちいち視点を
切り替えて調べなければならなかったり、今回は１話目からやたら長く特に最終話は異様に長くテンポが悪いなど、
何ともだるすぎる糞ADVに仕上がっている。

また、丁寧な口調で暴言を吐く新キャラのナユタ検事はいまいち面白味がなく、今まで通り矛盾をつくシステムや新たな
事実が判明していく展開はまあ良いがその位置からは見えなかった、本当はこの位置にいた、という今までにもあった
パターンなのはマンネリで少し突っ込まれるとすぐに言い返せずピンチになるナルホドの駄目っぷりもひどく、真犯人を
告発しながら後でまたコロコロ主張を変えたり、最終話はナルホドがオドロキと対決したりオドロキの過去が明らかに
なるが普通に変装で別人に変身したり霊媒だらけで何でもありな展開になったり結局前作で中途半端に終わった亡霊の件は
何も語られず終わるなど、とにかく色々と駄目すぎていまいち面白味がない。
なぜこれほど無駄に長くするのか知らないが、いくら何でもファンタジー要素が多すぎであり、いい加減にこの蛇足の
糞システムは何とかすべきだろう。

というわけで、大逆転裁判よりはまだましだが酷すぎる今作。
５もいまいちだったが今回はそれ以下の出来ということで、そろそろこのシリーズは終了して欲しいものである。