俺的糞ゲーその1204『彼岸花の咲く夜に 第一夜』

ひぐらしやうみねこの07th Expansionが開発したこのノベル、糞ゲーである。

彼岸花の咲く夜に 第一夜PV
このゲーム、今回も選択肢のない読むだけのノベルゲーで、今回は長編ではなく複数の短編が集まったオムニバス形式に
なったのだが、ストーリーは教師に暴行を受けていた少女が妖怪になるというものやカメラ好きの少年が見つけた古い
カメラで写した写真に死んだ人間が写っていた話、演劇部の少女が主役を演じたいために妖怪と契約するが悲惨な目に
遭う話、妖怪が人間をねずみにする話、などがあるがどれもいまいち盛り上がりがなく不気味な描写はあるが恐怖感はなく、
いきなり妖怪バトルが始まったり祟りを自分で起こそうとしてやめて終わるだけの話や後日談を描いただけの内容の薄い話
があったりなど、何とも面白味のない糞ノベルゲーに仕上がっている。

また、相変わらずキャラ絵はあまり上手くなく曲はうみねこなどと同じスタッフらしいが特に良いものはなく、最終話は
いじめに遭った少女を１話目で妖怪になった少女が救うという話だが結局何もできず最後は主人公である女妖怪がいじめを
肯定していたにも関わらず強引に終わらせるなど、色々と意味不明すぎて何とも納得がいかないものがある。
学校の七不思議と言いつつほとんど関係ないのも意味不明だが、この気まぐれすぎる主人公は何とかして欲しいところだろう。

結局、うみねこ以下のつまらないゲームと化した今作。
次は三面鏡の国のアリスというアンソロジーノベルゲームを出すらしいが、そんなものを出すならきちんと謎が解き明か
される普通のミステリやうみねこ完結編を出して謝罪して欲しいものである。