俺的糞ゲーその118『魔界戦記ディスガイア&D2』

魔界戦記ディスガイア
日本一ソフトウェアの代表作であるこのゲーム、糞ゲーである。

このゲーム、基本はタクティクスオウガ系のシミュレーションRPGなのだが、余計なものが色々と詰まっている。
例えば、マップ上には点滅するパネルがあり、その上に乗っていると様々な地形効果が得られるのだが、
中には無敵になるという極端なものがあるため、敵がその上にいる場合はその地形効果をなくすための
シンボルをわざわざ破壊しなくてはならなかったりする。
また、戦闘は味方の行動が全て終わってから敵の行動になるオーソドックスなターン制なのだが、
攻撃を決定してもすぐには攻撃せず、攻撃開始を選択しないと始まらないため、余計な手間がかかる。
他にも、提案しても可決されないと無意味な暗黒議会や、単調なステージが100階分もあるアイテム界、
キャラを持ち上げて投げられるいらない要素、レベルの最大値が9999もある無駄要素、
ランダムで売られる武器防具販売など、いらないシステムが満載である。

更にこのゲーム、キャラとストーリーが寒い。
魔王の息子が次期魔王の座を狙う悪魔と戦う物語なのだが、その辺のつまらないライトノベルのような
ノリで、寒いギャグや突っ込みがやたらと発生し、頭が痛くなる。
その上、仲間キャラは自由に作成できるため、ストーリーには全く絡まなく、やたらしゃべる主要キャラに
比べて存在感がなく、浮いている。

タクティクスオウガが出てから、この手のゲームはサモンナイト、ジャンヌ・ダルク、ルミナスアークなど
山ほど出ているが、どれも面白くない。元のタクティクスオウガが面白くないのだからしょうがないが、
同じシミュレーションRPGであるファイアーエムブレムやスパロボはまあまあなだけに、
タクティクス系シミュレーションRPGも頑張って欲しいものである。

※追記
ディスガイアD2プレイ動画
その後、今作の続編であるD2も出たが、相変わらず小学生?キャラによる寒い掛け合いストーリーやいちいち仲間を
マップに一人ずつ配置する作業システム、密集すると分かりにくい斜め視点のマップ、攻撃と攻撃開始が分かれた
二度手間システム、ステージをクリアしても自動で回復しないHP、ランダムで発生する反撃、弱すぎるペンギンの
仲間、アイテムやキャラを投げられる蛇足システム、邪魔なジオパネル、いきなり敵がやたら強くなる糞バランスなど、
全く進歩がなくつまらないこのシリーズ。結局売上も7万本程度ということで、速やかに終了して欲しいものである。
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