俺的糞ゲーその114『絶対絶命都市１＆２』

アイレムが出した震災をテーマにしたこのADV、糞ゲーである。

絶体絶命都市プレイ動画
このゲーム、震災から生き延びるアクションADVなのだが、震災の恐怖を扱った割には恐怖感がなく、道路が寸断したり
進むたびに道路が落ちたりする演出はあるものの回りには人が全くおらず主人公もほとんど何も言わず緊迫感がなく、
途中で知り合った女と仲良くなったりなどむしろほのぼのとしている始末で、ゲームの流れもひたすら目的地を
目指して落下死してはやり直すという作業ゲーで、死ぬとかなり前に戻されたりなど、何ともいまいち面白味のない
糞ADVと化している。

絶体絶命都市２-凍てついた記憶たち-プレイ動画
また、２では主人公が複数になり、最初はウェイターが主人公でパーティー会場で大勢の人間が行き交う場所から
始まるのだが、序盤はひたすら食器や水を運ばされたりとおつかいをやらされる始末で、適度に体を温めないとダッシュ
ができなくなりゲームオーバーになったり、水に流されて落ちて死んだりアイテムがあまり持てずすぐにいっぱいに
なるなど、相変わらず遊びにくい作りなのは進歩が見られない。
そもそも、なぜ体が多少冷えたぐらいでこんなにすぐに死ぬのか？　どれだけ虚弱体質なのか？　意味不明である。

その後、１に似たような３が出た後、４は発売中止になり終了したこのシリーズ。
もはやどうでもいいが、いくら震災から生き延びるゲームだからと言ってイージーモードまで生き延びにくくするのは
やめて欲しいものである。